前置き
前回のゴースト統一に続き、今回はフェアリー統一を作ってみました。
前回はこちら↓
シンプルに強力なポケモンや、現環境の相性の良さも相まって、勝率は約7割!
ゴースト統一以上に扱いやすく、戦法もテンプレ化出来るものなので、動きが読めないパーティ以外には勝ちやすい印象でした。

(アーマーガアはなんとなくあまり見かけない気がしたから対策してない…)
パーティ紹介
ザシアン

このパーティ内の選出率は圧倒的第一位!選出しない試合はほぼありませんでした。
登場するだけでA1段階上昇というズル過ぎる特性を持ちつつ、巨獣斬という安定技で圧倒的な制圧力を誇ります。
大抵の技構成にはじゃれつくがあると思いますが、タイプ統一という都合上あまり使う事がないと思い不採用。命中も100ではないため信用できないです。
当然ながらフェアリー統一は鋼タイプをよく呼ぶため、聖剣を搭載。防御を落としたくないのでインファを今回見送ったものの、インファだったら落とせたのに…という場面はそれなりにあるのでちょっと悩みどころ。
そして、フェアリータイプの弱点といえば鋼と毒。そして技を半減される炎と相性が悪いです。
この3タイプに共通するのは、地面タイプに弱いという点。
今回のザシアンは地面テラバを採用。不用意に選出された弱点タイプ達を軒並みぶちのめしていきました。
ラストの電光石火は中々あると便利。
くさわけ、剣の舞等の積み技も全然アリなので、石火枠は今後も少しずつ変わるかも。
テツノブジン

パラドックスポケモン最美形候補。エルレイドとサーナイトがフュージョンした姿(大嘘)
物理、特殊どちらもいけるシンプルな速攻アタッカー。
なのに加えて数々の補助技を使いこなす器用貧乏の鑑。
今回は高速物理枠はザシアンがいるため、こちらは特殊アタッカーとして採用。
ブーストエナジーでCが上がって欲しかったため、性格は控えめ。
足りない素早さは後述するアブリボンのねばねばネットがカバーします。
搦め手として道連れ。さらに最後っ屁のしんくうはを採用。とにかく何らかの動きをして退場できる先発+ラス1同士の決戦向きの型になります。
アブリボン

蝶舞バトンといえばこの虫。ただし今回は蝶舞をしません。
このアブリボンは先発で投げ、ねばねばネットを敷くだけの存在です。
上記のザシアン、テツノブジンの2大アタッカーをより活かすためのサポート特化として適任。
ねばねばネットの後はとびつくでS操作をしつつ退場が理想。
ムーンフォース、さざめきは自由枠なので、ここは環境によって変えていくところかと思います。
テラスは一応いたずらごころ対策で悪にしたものの、まず切らないです。
キチキギス

お前オスかよ!?と、お前飛行タイプじゃないのかよ!?の2大衝撃でトレーナーをざわつかせたキタカミ三人衆の一角。
種族値的には物理寄りですが、今回は瞑想を積む都合でムーンフォースを採用。
あまえる+瞑想で両受けを実現しつつ、ムーンフォースを叩き込みながらどくのくさりのどくどくの誘発を待つ型です。
※どくのくさりは直接技でなくとも毒誘発が可能。
S132まで振ったのは、ねばねばネット込みで黒馬バドレックス抜きを実現したためです。
つまり先述のアブリボンとセット選出になります。
同じタイプにガラルマタドガスがいますが、回復技が無いことでサイクル負けしそうなためこちらにしました。オバヒや大文字を覚えるのはフェアリー統一的にはありがたいんですけどね。
アシレーヌ

御三家らしからぬ高性能を持つランクマの常連の一体。今回は両受け採用です。
キチキギスと役割が被りがちなものの、やはり素の耐久とそこそこのCを両立できるためまた違う優秀さが光ります。
鋼技を等倍で受けられるため、パーティ全体規模の弱点対策でもあります。
ついでに毒タイプ対策で毒テラス。鋼はなんか普通に読まれそうだったので…。
素早さは激戦区でもある4振り60属抜き調整。
アンコールはあると便利枠。ここまで挑発持ちやこだわりトリックもいないので意外と貴重です。
ミミッキュ

特に何も言う事がないテンプレミミッキュ。
ラス1対面で投げるミミッキュはとにかく強者なので、ハバタクカミ以上に採用の価値ありと見ました。
ハバタクカミやバドレックスはシンプルに脅威なため、かげうち持ちかつ化けの皮の行動保障で勝ちをもぎ取ります。
珠持ちとはいえイマイチ火力が足りないことも多いので、シンプルな火力上げのためにゴーストテラスを採用。
ゴースト枠に強く出たいならノーマルもありですが、まあ威力重視したかったのでね。
選出
アブリボン+ザシアン+テツノブジン
一番使っていた基本選出。
アブリボンでねばねばネットを敷き、裏のザシアンとテツノブジンを活かします。
ザシアンの地面テラスはフェアリー統一に呼びやすい鋼、毒、炎に強いため、基本はザシアンでテラスタルするように動きます。
テツノブジンの道連れで無理やり落として、ラス1でザシアン対面に操作すると非常に勝ちやすいです。
アブリボン+キチキギス+@
相手側に鋼、毒などフェアリー弱点枠が少ない場合はこちらの選出。
ねばねばネット下であればバドレックスまで抜けてしまうキチキギスで、上から瞑想を積みます。
要塞化したキチキギスでムーンフォースを連打し、どくのくさり発動まで待ち、羽休めを繰り返し相手の戦意喪失を狙います。
3体目は物理枠のザシアンorミミッキュ辺りがバランス良いかと思います。
テツノブジン+ミミッキュ+ザシアン
アブリボンを捨てた対面構築の選出。
1vs1で勝ち続け、ラス1でザシアンに繋げます。
それ以上でもそれ以下でもないため、特に話すことがないです…。
速いゴースト枠がいたりした場合等、相手の選出によってはラストをザシアンではなくミミッキュにする時も全然あります。
おわりに
やはり禁止伝説枠は強すぎた。ザシアンが完全にパーティの中心でした。
もっとザシアンをエースとして特化したいなら、アブリボンをバトン型や壁張り型にしたり、アローラキュウコンでオーロラベールを張ったりするのもありです。
その代わりタイプ統一パの弱点を消す選出や立ち回りを捨ててしまうため、タイプ統一パという特殊性を味わいたい人には物足りないかもしれませんね。
ちなみに、一応バウッツェルも育ててみました。

物理受けとしてアッキのみを発動させながらボディプレスの火力をあげます。
コライドン等の炎技でつっぱる相手に後投げして、こんがりボディの餌にするととても美味しい。
…フェアリー統一にコライドンが出てくるかは謎ですが。
しかしこのバウッツェルというポケモン。種族値配分はそんなに悪いとは思ってません。
そこそこ早く硬いというのは良い個性です。ただ覚えてくれる技が…。
安定した回復技がないので無理やり願い事を搭載する始末なので、耐久型としては扱い辛い。
せめて鉄壁を覚えてくれたら、ボディプレス1ウエポンアタッカーとして安定運用出来たのですが…。

ダブルバトルでは活躍できるから!
一度ダブルバトルで試してみても良いかもしれませんが、まあ…機会があれば…。
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