前置き
今回は創作活動メソッドの第3弾、題して「人気の秘訣はアンチの利用」です。
ブログ経験はまだまだ少なく、良し悪しを見分ける以前の問題ですが、数年前に行ってきた動画制作の経験を基に、私の経験則を交えて語ろうと思います。
一応、下記に私の投稿した動画シリーズのリンクを貼っておきます。大したことない人気度ですが、だからこそ、経験の少ない初心者の方々の参考になるかなと思います。
・【ヴァンガード】東方小傘驚
・ペルソナ4他多数で遊戯王
③人気の秘訣はアンチの利用
人気とアンチの関係性

アンチがいるのは人気の証拠!
こういうフレーズをSNSやら何やらで見かけるかと思いますが、個人的には「中らずと雖も遠からず」だと思います。当たらずとも遠からずってこんな漢字だったんですね、初めて知りました。
アンチだとしても、自分の作品を認知してくれた存在と考えれば悪くはない気がするでしょう。
まあ誹謗中傷したり等、実害を出すタイプの人はどうしようも無いので無視or然るべき行動をとる必要が出てくると思いますが、今回言いたいのはそういう事ではなく…。
例えば、あなたが創作を始めて一か月くらい経ったとして、自分の作品が全く認知されない、されたとしても1人か2人、といった感じの境遇とします。
一か月という期間が長いか短いかは個人の感覚だと思いますが、このまま誰にも見られなかったら…と考えたらちょっと辛いですよね。
こんな状況でアンチの誹謗中傷を見かけたら、よほどメンタル強い人じゃない限り心が折れます。
さらに「アンチがいるのは人気の証拠!」なんて言われたらたまったもんじゃないでしょう。
誰にも見向きしてない環境でわざわざ製作者にそういった行為は悪質極まりないですし、その人があなたを人気にしてくれるなんてことは99.9%ありません。
……しかしながら、そんな可哀想な境遇のあなたに今一度落ち着いて聞いて欲しいんですが、
それって本当にアンチですか?
例えば、「馬鹿」とか「頭悪い」とかはシンプルに作者への人格攻撃なので、無視するなり訴えるなりしてください。
それとは違う、
「展開がワンパターンでつまらない」
「誤字、脱字が多いし日本語がおかしい」
「ギャグが寒い」
この辺りって、指摘であって誹謗中傷ではないと思います。
そのコメントを残した人がどう思ってるかは知ったことでは無いですが、他人からの指摘っていうのは基本的に自分の弱点を浮彫にします。
まあこれが例えば…
「展開がワンパターンでつまらない、読者舐めてんの?」
「誤字、脱字が多いし日本語がおかしい、日本人じゃないだろ」
「ギャグが寒い、作者のセンス気持ち悪い」
こういう後ろに糞がくっ付いてる場合はちゃんと駄目です。
そういうのは置いておいて、
「展開がワンパターンでつまらない」
⇒展開にもっとメリハリを付ける
「誤字、脱字が多いし日本語がおかしい」
⇒読書等のインプットで力を付ける
「ギャグが寒い」
⇒他者とのコミュニケーション能力を磨く、流行を知る
といった感じで自分の対策することが見えてくると思います。
つまり、「アンチがいるのは人気の証拠」というのは、厳密に言うと「アンチがいるのは(自分の弱点に気付けるチャンスがあるから、将来有望な)人気の証拠」ということです。
もちろん一朝一夕で改善されるものではないことが多いので、
克服できるまでひたすら頑張りましょう!
なーんて無駄な努力を強いてくる人に騙されないで下さい!

無駄な努力は言い過ぎじゃない!?
弱点=個性
アンチのおかげで自分の弱点が分かったけど、じゃあどうするのって話ですよね?
展開がワンパターンでつまらないって指摘されたって、すぐ頭の中に面白い展開がパーっと降りてくるなんてことはないでしょう。
私はここまで散々、弱点とかなんとか書いてますが、正直なところ誤りで、
弱点はイコール個性です。
なんか道徳の時間の先生みたいなことを書いてしまいましたが、実際そうなんですよ。
例えば、
「展開がワンパターンでつまらない」
⇒自分の中で王道のテンプレートが確立されていて、その通りにストーリーとキャラを動かせる
「誤字、脱字が多いし日本語がおかしい」
⇒その分投稿ペースが速くて飽きさせない
「ギャグが寒い」
⇒どのギャグがウケるかウケないかをすぐに察知できる
ざっくりですがこんな感じで、弱点が分かればそれをプラスに活かす方法も出てくるし、そうやって出てきた方法って、大抵は自分でも何とか出来そうなことばかりなんですよね。
文章を書くのが下手なら絵で表現すれば良い。
お話を考えるのが下手ならストーリーが必要ない創作をすれば良い。
創作は自由ですが、何故か1つの手段にこだわる人が後を絶たないので、もっと柔軟な対応が出来るようになった方が最終的に上手くいくんじゃないかと思います。
大切なのは、相手に何を伝えたいか?です。それを伝えるための手段は無数にあります。
絵を書きたいとか、動画を作りたいとかは全部手段です。
誰かを感動させたいとか、ワクワクさせたいとか、そういった願望を叶えるための手段に自分に一番合うものを選んでいけば良い話です。

筆者の場合は、誰かに驚きと熱狂を与えたい!という気持ちで、ストーリーと文章がメインの動画制作をしてきたよ!
アンチを利用して人気になる
アンチ、もとい自分の個性に気付かせてくれる存在への付き合い方さえ理解していれば、
指摘コメントにいちいち挫けたり、腹を立てたりすることも無いし、
自己理解も進んで自分の作品もどんどん良くなっていくという訳です。
私の場合も、最初のうちは「ミスが多い」とか「ご都合展開が鼻につく」とか色々言われました。
ミスが多くても、その分投稿ペースは速かったですし、ご都合展開も大々的に思いっきり前面に押し出すことで、鼻につくどころか鼻っ柱をへし折りました。
アンチの心無いコメントで、皆さんの才能が埋もれることは絶対にあってはならない事なので、是非とも挫けず楽しく活動していってください!

辛い時は相談に乗るからコメントしてみてね、またのご利用をお待ちしております!
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